皆様、「Ahoj!」2023年7月号はもうご覧になりましたか?
むにゃむこは、奇数月に投稿させていただいております。2023年7月号は、「バランドフ映画スタジオ見学記」を書きました。2023年3月に見学しました。
プラハの路上で映画、ドラマ、CM などの撮影に遭遇されたことがある方、手を上げてください!!
プラハは映画の都。プラハ5区には、映画の殿堂、バランドフ・スタジオ Barrandov studio があります。2023年の今年は創立90周年。創業者は、メディア実業家・映画製作者だったミロシュ・ハヴェル氏 Miloš Havel(1899〜1968年)。ビロード革命後のチェコスロヴァキア初代大統領、ヴァーツラフ・ハヴェル氏 Václav Havel(1936〜2011年)のおじさんです。
チェコのみならずアメリカ合衆国、イギリス、ドイツをはじめとする映画製作会社が撮影しています。というのも、器用なチェコ人が提供する世界的レベルの技術を使って、旧西側諸国よりも安価に撮影出来るからです。
↓ チェコ映画の歴史コーナーには、実際に映画撮影で着用された衣装がたくさん展示されています。
バランドフ映画スタジオで撮影された有名な外国映画は、
「ミッション・インポッシブル」
「スパイダー・マン」
「007/カジノ・ロワイヤル」(2005年)
「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」(2015年)
「ジョジョ・ラビット」(2019年)
「ヘイロー:ナイトフォール」(2019年)
などがあります。
「これ観た!」
という映画があるのではないでしょうか。
見学コースでは、巨大なスタジオをはじめ、
映画制作の舞台裏を見学することが出来ます。
家具部門には、あらゆる時代のあらゆる家具が置いてあって、まるで家具屋さんのようです。
衣装部も壮観です。男性・女性の衣装約35万着が、ゴシック、から現代、SFまで時代別に保管されています。ミシンがない時代設定の衣装は、ミシンの縫い目が見えないように縫ってあるそうです。女性貴族のドレスはとても重くて、女優さんたちは大変だな〜と思いました。
衣装は、一般人も有料で借りることが出来ます。
電話 702 230 530
E- mail fundus_obchod@barrandov.cz
月〜金 7〜15時半
映画は職人魂の結晶。ご覧の映画がバランドフ・スタジオで撮影されたかどうか、エンドロールを最後まで確認してみてくださいね〜。