皆様、LINE 配信の「Ahoj!」9月号はもうご覧になりましたか?
2022年9月号のむにゃむこコーナーでは、「癒しのヒーリング楽器」と題して、ヒーリング楽器のショールーム見学記を書いております。
チェコ共和国の北ボヘミア、ポーランドとの国境近くにあるヤブロネツ・ナドゥニソウ Jablonec nad Nisou は、ガラス産業の町。ガラス工芸やガラス・ビーズ、ガラスボタン、アクセサリーで有名ですね〜。
ガラスとは無関係ですが、ヒーリング楽器を見せてくれるショールームがあるというので、見学させていただきました〜。
住所 U Srnčího dolu 11, Jablonec nad Nisou
最寄駅 鉄道 Jablonec nad Nisou、バス U Gymnázia
プラハからは、チェルニー・モストゥ Černý Most からバス1本で行けます。片道約70分。
見学予約はウェブサイトで。週末は混むのでお早めに。楽器購入が目的の方限定です。見学無料。
撮影禁止につき、残念ながら写真はありません。
ここは、ヒーリング楽器の普及活動をしていらっしゃるイヴォ・セドゥラーチェク氏 Ivo Sedláček のショールームです。セドゥラーチェク氏は、プラハの名門音楽大学AMUを卒業した後に世界中を回り、インドでインド音楽を学ばれました。
「各家庭にヒーリング楽器があって、誰もが楽器で癒すことができたら」
という想いから現在の活動をしていらっしゃるとのことで、宮澤賢治の『セロ弾きのゴーシュ』を思い出しました。病気になった野ネズミの子どもが、ゴーシュのセロに入って演奏してもらい元気になった、というあれです。
心地いい音や旋律は、身も心もリラックスさせて癒してくれますね。
ショールームには、世界各地から集められた弦楽器、打楽器、鐘、笛、カリンバなどが所狭しと並び、壮観です。各楽器の音色は澄んだ音、摩訶不思議な音、ズーンと脳の奥に響く音など様々で、異空間へ引き込まれるようでした。
動画で実際の音をお楽しみください。
音叉コーナーで、
「人間にとって一番癒し効果の高い周波数は何ヘルツだろう?」
と気になったので、質問してみたところ、
「人間には7つのチャクラがあり、チャクラによって心地いいと感じる周波数が違います。各臓器も独自の周波数を持っています。また、心地いい周波数は人によって違うんです」
とのお答え。なるほど〜。
子どもコーナーもあり、大人用とはまた違ったヒーリング楽器を試すことができます。音楽が好きなお子さんは夢中になることでしょう。
チェコで人気のメロディー棒。
もっと楽器の音色を聴きたい方は、YouTubeチャンネルでどうぞ〜。
セドゥラーチェク氏は、ご子息のパヴェルさん Pavel と2人で音楽ユニットを組み、活動中です。
息子さんはハンドパン担当。ハンドパンは、21世紀に発明された「一番新しい」と言われている楽器です。完成度の高い動画の美しい風景に引き込まれます。奥行きのある音で癒されてみてくださいね〜。
パヴェルさんから直接、ハンドパン演奏を習うこともできます。個人、グループのどちらでも OK。
パヴェルさんが、トゥロスコフ Tloskov の社会福祉施設で演奏した様子。
皆様のご家庭にもヒーリング楽器をひとつ、いかがでしょうか?オンラインショップでもお買い物できます。
以上、ヒーリング楽器ショールームの見学記でした〜。
【ヤブロネツ その他の情報】
ヤブロネツのガラスと宝石の博物館
MUZEUM OF GLASS AND JEWELLERY
ロネツといえば、まずこの博物館。とても見応えのある展示です。
U muzea 398/4, Jablonec nad Nisou
月〜日 10〜18時