「チェコのじゃがいもはおいしい!」
と、日本の方々はよくおっしゃいます。
じゃがいもを買う際、困ったことはありませんか?
日本なら男爵、メークインなどの品種が書いてありますが、チェコの袋入りのじゃがいもには A、B、C と書いてあるだけ。
「何がどう違うの?」
「肉じゃが用には、どれを買えばいいの?」
「カレー用には?」
この記事をお読みになれば、即問題解決です!!自信を持ってじゃがいもを選べるようになりますよ〜。
では、解説です。
タイプA(緑)
皮付きのまま茹でてから皮を剥いて使うのに向いています。ポテトサラダや付け合わせによい。
(注 チェコのポテトサラダは、日本のようにじゃがいもを潰さず、茹でてから粗めの粒にします。)
茹でた後も固くてしっかりしているので、多少茹で過ぎても粉を吹いたり煮崩れたりしません。
肉じゃがやカレーに合うと思われます。
タイプB(赤)
付け合わせとして万能。サラダ、グラーシュ、スープにもよい。茹でると部分的に皮が剥けたり、煮崩れたりします。
タイプC(青)
じゃがいものお好み焼き(すりおろしタイプ、マッシュポテトタイプ)、
マッシュ・ポテト、
じゃがいもクネドゥリーキ、
じゃがいも入りの麺に向きます。フライドポテトやポテトチップにもよい。
茹でると粉を吹き、煮崩れます。
日本のポテトサラダには、タイプCが合うと思われます。
タイプD
廃棄用または工業用で、一般の店舗に出回ることはない。学校給食に使われているようです。あまりおいしくないという意見を聞きました。
量り売りでバラ売りされているものは、どんなお料理にも向く万能タイプです。
産直市場では、品種が書かれていることが多いです。お店の方に、ABCのどのタイプに近いか尋ねてみましょう。
おいしいチェコのじゃがいもを、さらにおいしく味わいたいですね!!
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