この記事は、2022年11月に配信された「Ahoj!」に書いた記事と同じ内容です。
皆様、毎月10日に LINE 配信される情報誌、「i Ahoj!」を受け取っていらっしゃいますか?
むにゃむこは奇数月に寄稿させていただいております。
2022年11月号のむにゃむこコーナーでは、「わくわくクリスマス展示」と題して、プラハにある教会のキリスト降誕像をご紹介しております。
待降節 Advent アドゥヴェントゥに入ると、街の広場にはクリスマス市が立ち、大きなクリスマス・ツリーが心に火を灯してくれますね。
ツリーと同じく注目を浴びるのが、キリスト降誕像を中心とするベトゥレーム betlém です。聖家族、東方三博士、ベツレヘムの街の様子などが描かれています。
クリスマス市以外に教会でもベトゥレームが展示されます。プラハの教会で特に人気のベトゥレームを2つご紹介しましょう。
教会での見学はもちろん無料ですが、教会のお布施箱にお気持ちを入れることができます。また、教会内では必ず帽子を取りましょう。
①お子様受けNo.1!行列してでも見たい
住所 Černínská 98, Praha 1 - Hradčany
最寄駅 トラム Pohořelec
等身大の人形が計48体もあり、本物のベツレヘムの街にいるかのようです。一番古いものは18世紀前半のもの。小川の水がちょろちょろ流れていたり、2頭のヤギ?ヒツジ?が動いて鳴いたりして、遊び心が刺激されます。これが長蛇の列の秘密ですね〜。
お子様連れの家族が多く、ベビーカーは外に置いていました。プラハの思い出に是非ご家族で見学されることをお勧めします。
2024年
12/25(水)・26(木)10〜18時
12/27(金)10〜17時
12/28(土)・29(日)10〜18時
12/30(月)10〜17時
12/31(火)10〜18時
2025年
1/1(水)10〜18時
1/2(木)・3(金)10〜16時
1/4(土)・5(日)10〜18時
1/6(月)〜10(金)10〜16時
1/11(土)・12(日)10〜17時
②甘〜い香りが漂う
住所 U Matěje 5, Praha 6
最寄駅 バス U Matěje
この教会のベトゥレームは一風変わっていて、香辛料入りクッキー perníky ペルニーキに、チェコ各地の民族衣装(全種類)が砂糖がけで描いてあるんです。
元々は1972年(社会主義時代)のクリスマスに、芸術アカデミーの画家、ヘレナ・ホラールコヴァー氏 Helena Horálková が、
「母がお世話になっているお礼に」
と司祭に数枚贈ったのが始まり。
「食べるのが惜しい」
と教会に飾ったら評判を呼び、この教会の名物になりました。
2002年以降は、ホラールコヴァー氏の弟子、ダニエル・ズィートゥカ氏 Daniel Zítka が、毎年10月半ばから約250体を作っています。大変な作業ですね〜。
2024年
12/24(火)11〜15時
12/25(水)・26(木)11〜17時
12/31(火)11〜17時
2024年
1/1(水)11〜17時
ホラールコヴァー氏が描いた絵。ハナー Haná とブルノ界隈 Brněnsko の民族衣装。
動物達も可愛い!!
モラヴィアのスロヴァーツコ Slovácko、ポトゥホラーツコ Podhorácko。
東ボヘミア。
聖マテェイ教会へお出かけの節は、ババ Baba の高台からプラハの絶景パノラマをお楽しみください。
また、地元民レストラン「Na staře faře」と、ミシュラン・シェフのレストラン「U Matěje」でお食事をお楽しみください。
詳細情報はこちら。↓